借用図書 - 日々のこと

シベリアのバイオリン

昨日図書館に予約していた本が入荷していました。

ビビさんのブログでこの本を知ったのは２週間ほど前。

すぐ図書館にリクエストしたら「近隣の図書館に問い合わせています」でした。

「借用図書」
図書館に所蔵していない本で、新たに購入予定でないもの、東京都立図書館や他の自治体、国立国会図書館などから借用して提供する。
特別にブックカバーを付けて貸出される

夕食後一気に読みました。

一般的知識しかないシベリア抑留の想像を絶する、あまりにも悲惨な収容所には言葉もなく、やっと生き延びた人々の中から生まれた音楽会や演劇会に心が救われたのは読む私でもありました。

最近、ユダヤ人収容所の傍に住む一家の「The Zone of Interest」、核戦争の悲劇のアニメ「風が吹くとき」・・・戦後時間が経っても、今も世界中で戦争は後を絶たない、これらの映画や本を世界中の人々に観て読んで欲しい、子供の世代に先送りしてはいけないとつくづく思います。