十年以上前だったでしょうか? 友人のYさん(オフ会メンバーにはY先生かな)に勧められた中のひとつ、美術館を訪ね歩いている花の大好きな彼女に勧められたのがここでした。私は美術館の佇まいを見るのが好きなのです。
気になりつつ・・・時が経ち・・・去年silkyさんのブログで思い出しました。
クレマチスの丘ですから、クレマチスの咲く季節に行きたいと思っていました、クレマチスと薔薇も見ようと思うと5月の終わりがいいのですが、その頃は混むでしょうから、混雑が嫌いな相方の気の変わらない内に昨日行ってきました。
富士山を間近で見ながら到着。(我が家からは2時間かかりません)
青空に新緑、そしてふっかふかの芝生にヴァンジ庭園美術館の彫刻が映えた空間。
咲き始めたクレマチスのしつらえも見事です(・・・とは言いつつ、silky家も負けてないわと思ったり)ゆったりと配置された空間を見回り、少し小高くなっている丘の上の椅子に座ってのんびりしたり至福の時間。
silkyさん宅でも満開のジョセフィーヌ、シラー・ベルビアナ・・・他いろいろ。
園内で一番気に入ったのが「ホワイトガーデン」、そう白い花が大好きな私の為かと思うほどの空間。白いクレマチスだけを集め、他には繊細な白い花だけの庭、その中の東屋の丸窓からの風景も最高でした。(写真がイマイチです)
ちょっと早めのランチはイタリアンレストランの「PRIMAVERA」、店内3方のガラスドアが開け放たれ、新緑と一体感、内装もお洒落。料理も創造性に溢れてました。相方は車なのでワインが飲めないのを残念がってました。(量が少ないのも私達には良かったです、若い方には物足りないかもしれません)
中でもウェイターのサーブが素晴らしく、楽しい会話をしながらの食事でした。最後の相方の珈琲には「エスプレッソを凝縮したシロップ」が付いており、私はミントティを選んだのでシロップに興味深々でしたが、「少し味見されませんか?」と小さなスプーンを持って来てくださる心遣い。これが濃厚で美味しかったです。
笹の葉のブーケと懐紙をどけると、中から煙が出る仕掛け、中の料理は筍。(笑)
アマゴの切り身の上はイタドリの輪切り。(山に生えている山菜のイタドリ)
スナックエンドウの冷製スープに飾られた藤やアカシアの花、初めての味。
この他にイカと小松菜のパスタや佐藤錦のゼリーなども・・・遊び心満載!
丁度開催中の「ディックブルーナの描くミッフィーの世界」展も鑑賞。館内の至る所にミッフィーちゃんがいました。我が家の子供たちにも懐かしい世界、Kに買ったミッフィーの本がおさがりでAちゃんに届いてます。
静岡県と言うイメージから、遠いと思い込んでホテルを探し、とても素敵な処を見つけたのですが、相方が「その辺りなら、ゴルフに行くのと変わらないから」と日帰りでした、帰りは早すぎるからとわざわざ遠回りしてくれて山中湖から富士山堪能し、道志道を帰宅。
相方「女の人が好みそうな場所だね」と、写真は気が乗ってませんでしたが、私の写真では良さが伝わらないのでブログ更新をお願いしました。(笑)